Instagram広告、画像サイズの規定と作成時の3つのポイントを紹介します
- 担当:安藤駿
- 投稿日:2021年11月11日
最近、Instagram広告をはじめてみたいというお声をよく聞きます。
そこで、今一度、Instagram広告の画像規定と作成時のポイントを調べましたので、その結果を本記事にまとめていきます。
【本記事のまとめ】
〈画像サイズ〉
正方形(1:1の比率) | 横型(1.91:1の比率) | 縦型(4:5の比率) | |
最小解像度 | 600px × 500px | 600px × 315px | 600px × 750px |
最大解像度 | 1,936px × 1,936px | 1,936px × 1,936px | 1,936px × 1,936px |
〈画像作成のポイント〉
①テキストの占有面積をバナー画像全体の20%未満に抑える
②広告の臭いを消す
③直感的にわかりやすくする
それでは、詳細に入っていきます。
ますは、画像サイズの規定からです。
Instagram広告のバナー画像サイズ規定
Instagram広告は、バナー画像の形によってサイズが規定されています。
それぞれの形ごとの規定のサイズを見ていきましょう。
サイズ表記は、横×縦になっています。
正方形(1:1の比率) | 横型(1.91:1の比率) | 縦型(4:5の比率) | |
最小解像度 | 600px × 500px | 600px × 315px | 600px × 750px |
最大解像度 | 1,936px × 1,936px | 1,936px × 1,936px | 1,936px × 1,936px |
正方形(1:1の比率) について
最小解像度は600px × 500pxとなっていますが、1:1の比率で作成するのが無難かと思います。
横型(1.91:1の比率)
弊社では、GoogleやYahooのディスプレイ広告との併用も考えて、1200px×628pxのバナー画像を作成し、入稿していますが、問題なく配信できています。
縦長(4:5の比率)
このサイズは、縦画面のスマホに最適化されたInstagramならではですね。
それそれの形の最小解像度を下回ったり、最大解像度を上回ったりすると、そのバナー画像は配信できなくなってしまいます。
時間をかけて作ったバナー画像が配信できないことのないよう、バナー画像の作成前には今一度サイズの規定を見直しましょう。
参考:https://ja-jp.facebook.com/business/help/430958953753149
バナー画像作成時の3つのポイント
それでは、次にバナー画像を作成する際のポイントを3つご紹介します。
全てInstagramが公式で発表しているものをまとめていますので、参考になればと思います。
ポイント1 テキストの占有面積をバナー画像全体の20%未満に抑える
テキストの占有面積を画像全体の20%未満に抑えるとパフォーマンスが高くなるとInstagramは発表しています。
「パフォーマンスが高くなる」が何をさすのかをはっきり書かれてはいませんが、何かしら結果がよくなることが期待できます。
そのため、バナー画像内は最低限の文字にして、詳細情報はメインテキストに入れることを意識すると良いかと思います。
バナー画像に情報をたくさん入れたくなる気持ちをグッとこらえて、文字面積が20%未満になることをめざすのが1つめのポイントです。
ポイント2 広告の臭いを消す
①からもわかるように、Instagramは広告感のないバナー画像を推奨しています。
この点について、Instagram画像広告のベストプラクティスで下記のように説明しています。
”Instagramでシェアする画像には、オーガニックコンテンツとして使用する画像と、広告として使用する画像がありますが、どちらの場合も一貫性を意識してください。”
このように、バナー画像を一般のユーザーが投稿している画像のテイストにできるだけ近づけることが推奨されています。
①の話と繋がってきますが、文字数を減らし、画像中心のバナーにして広告の臭いを消すことがポイントの2つめです。
ポイント3 直感的にわかりやすくする
これはInstagram広告に限った話ではありませんが、そのバナー画像が何の広告なのかをわかりやすくすることもポイントのひとつです。
この点についてInstagram画像広告のベストプラクティスにて次のように説明されています。
”明確でわかりやすい画像を使用すると、Instagramでビジネスを適切に表現できます。”
例えば、靴屋がクリスマスセールのInstagram広告を出稿するとします。
クリスマスなので、サンタクロースやクリスマスツリーを多めに入れたバナーを作りたくなるかもしれませんが、あまりおすすめできません。
前述のように、バナー画像は何のセールを行っているのかを明確にする必要があります。
そのため、この場合は、『目玉商品は何か』『何%セールなのか』『セール対象期間はいつまでか』などの商品とセールに関する情報を最低限の文字数でバナーに落とし込む工夫をして、何を訴求している広告かをわかりやすくするが必要があるかと思います。
上記3つのポイントをおさえるために、広告の目的と訴求する情報の優先順位を明確にしてからバナー画像の作成に取り掛かると良いのではないかと思いました。
なぜなら、優先順位を明確にすれば、バナー画像内に入れる文字情報の取捨選択をしやすくなるためです。
例えば、来店訴求を目的とした広告であれば、店舗の場所の訴求が重要になります。
また、ECサイトのセールの認知獲得を目的とした広告であれば、セール期間が重要になるでしょう。
このように、広告の目的を考えて、訴求する情報の優先順位をつけることで、バナー画像に入れるべき情報を効率よく選ぶことができます。
その結果、上記3つのポイントをクリアしたバナー画像を作成することができるはずです。
広告全体に言えることかもしれませんが、広告の目的と訴求したい情報の整理が、Instagram広告の画像作成においても重要なのではないかと思います。
まとめ
Instagram広告は使用上、自動化に頼らざるをえず、コントロールしきれない部分が多いのが現状です。
このような現状で成果を出すためには、コントロール可能な部分に力を入れる必要があると思います。
そのコントロール可能なものの1つがバナー画像です。
今回ご紹介した、画像サイズの規定と画像作成のポイントをおさえていただくことで、Instagram広告の結果が良くなれば幸いです。
【本記事のまとめ】
〈画像サイズ〉
正方形(1:1の比率) | 横型(1.91:1の比率) | 縦型(4:5の比率) | |
最小解像度 | 600px × 500px | 600px × 315px | 600px × 750px |
最大解像度 | 1,936px × 1,936px | 1,936px × 1,936px | 1,936px × 1,936px |
〈画像作成のポイント〉
①テキストの占有面積をバナー画像全体の20%未満に抑える
②広告の臭いを消す
③直感的にわかりやすくする
Instagram広告でお悩みの場合は、60分無料相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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