春節に考えるオリンピックイヤーのインバウンド集客について
トレンド予測によると春節の人気旅行先1位は「日本」との発表もあります。
参照はこちら
そこで、インバウンド客(訪日外国人旅行客)を集客するために、中小の飲食店や小売店などで行える集客方法について考えてみたいと思います。
1.デジタルサイネージの活用
デジタルサイネージとは何でしょうか?
最近、ショッピングセンターやホテル、駅などでよく見かける「電子化された看板やポスター」のことです。
デジタルサイネージでできること
①多言語で表記できます
飲食店のメニューや小売店店内のPOPなどを、中国語や英語などのさまざまな言語で表記することができるようです。人気商品の写真に中国語での説明をのせて、お客様の目に入りやすい場所で流すのもひとつの方法ですね。
②クーポンを配信できます
Wi-Fiを利用したタイプのものは、お客様のスマホにクーポンなどを配布できるようです。お店の中で割引クーポンをダウンロードできるので、お客様の購買意欲につながる可能性があるかもしれません。
③公式アカウントと連携できます
中国で最大規模の人気アプリとなっているWeChat(中国版LINEアプリのイメージ)アカウントのQRコードを読みとれるようにします。帰国後に気になった商品などを調べる観光客が多いようなので、お店のECサイトでの購入につなげることができるかもしれませんね。
2.多言語対応のタブレットメニューの活用
近ごろ飲食店で、各テーブルに注文用の小型のタブレットが設置されているのを見かけます。あのタブレットのことですね。
多言語対応のタブレットを使うメリット
①外国語を話せる店員がいなくても、注文を受けることができます。
②料理の写真を載せることで、一目で料理を分かってもらえます。
③魚の競りの様子や野菜の収穫の様子などを動画で配信して、お店の「こだわり」をお客様に伝えることもできます。
そのほかにも、集客をする上でたくさんのメリットがありそうですね。
3.小規模事業者持続化補助金の活用
IT機器を活用することによって、集客をするうえで多くのメリットがあることは分かりました。そこで気がかりなのはお金の問題。導入する機器によって必要な金額はさまざまです。
小規模事業者持続化補助金をご存知ですか?
小規模事業者の設備投資や販路開拓を支援する、公的支援のことです。つまり、申請をして審査に通ることによって、返済義務のないお金を支援してもらえます。
参照パンフレットはこちら
ただし、補助金はいつも行っているわけではなく、公募する時期が決まっています。
また、「そもそも自社は小規模事業者にあてはまるの?」や「どんな取り組みが対象となるの?」などの確認すべき要件もたくさんあります。
よくわからない時は、中小企業診断士などの専門家に相談してみましょう。
「実際に補助金を活用された方の体験談はこちら」
4.まとめ
中小の飲食店や小売店などで、インバウンドのお客様に満足していただきながら集客をする方法についてご紹介させていただきました。
1.デジタルサイネージの活用
2.多言語対応のタブレットメニューの活用
3.小規模事業者持続化補助金の活用
ぜひこのような方法の活用も考えながら、自社にあった集客方法をみつけて売上アップを図っていきましょう。
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